
絵画コースでは、描画表現(素描・油彩)と版表現(銅版画・スクリーンプリント)を美術表現のベースとして学びます。各自の興味のあることとは何かについて考え、作品制作の試行錯誤を行い、創作観を深めて行きます。その繰り返しの中から、揺るぎない独創性の発見と制作の目的を明らかにしていきます。一個人の発想が作品となり、その作品には多くの人に影響を与えるほどの様々な魅力や可能性が備わっています。柔軟な発想力と多彩な表現力を身につけ、社会の様々な分野で活躍する人材の育成を目的とします。
彫刻コースでは、自由な発想と表現の可能性を見い出しながら、すべてに共通する「ものづくり」の原点とそれを現実化する方法論をトータルに探っていきます。形・量塊・構造・空間など造形の基本要素への理解を深め、粘土や木をはじめとする自然素材とその表現技法を学びながら各自の視点や考えを明らかにしていくことをベースに、新しい素材も含め、自分独自の感性を発揮できる素材と表現を模索していきます。彫刻コースは、自由でオリジナリティーある造形表現を社会に向けて発信できる感性と実行力を身につけ、より豊かで魅力的な価値観を創造できる人材育成を目指します。
金属工芸は、金属素材そのものを扱い、各自の感性、そして確かな技法を融合することでカタチを生み出します。その主要分野であるジュエリー(彫金)・鍛金・鋳金がそろった全国でも数少ない大学のひとつです。各分野の専門工房には充実した設備と環境を整え、学生一人ひとりが目指す各自の表現に即した内容を、それぞれの専任教員がきめ細かく指導を行います。この恵まれた環境で行われる演習等で、人から人へのぬくもりや感動を伝える工芸特有の造形感を「もの」を創ることで実践します。将来実社会の様々な専門分野で活躍するための独創性、表現力、造形力を磨きあげていき、確かな造形基盤に成り立つ人材の育成を目指します。
ファッションに関わる布(服地、着尺、下着、バッグ、ベルト、アクセサリー、スカーフ、靴、傘、風呂敷等)や室内空間に関わる布(カーテン、カーペット、椅子張り、壁紙、タオル、寝具、食卓周りの布、かご等)やスポーツ・レジャー用品、アートワーク(タペストリー、ソフトスカルプチュア)など、糸、布、繊維その他のソフトな素材を使って、社会のニーズに適応したテキスタイルのデザインから制作までを学ぶことができます。そのための実力ある教員と充実した設備とが皆さんを待っています。
現代の急激な科学的進歩、モノづくりというきわめてシンプルな行為が、大量消費・大量生産社会を生み出し、人類への恩恵になるはずの結果が、今や全地球規模での環境破綻に大きく変貌しています。この不安定な時代背景の中、私たちは、もう一度モノを作る行為を見直す大事な時に来ています。 ガラス工芸コースでは、充実した工房設備を利用し、手で作ることの喜びや技術修得を通し、生活に関わるものだけではなく、造形表現を幅広く捉える事で、21世紀を生きていく1人として各個の表現を模索する力を養います。授業では環境の視点で考えたリサイクルガラス使用による作品制作を含め、これからの社会活動の中で新しい提案や価値観として役立つ力を身につける事を目的としています。

























