鎌倉駅2代目駅舎の設計者

石橋 都

大船横須賀間の運輸が開始されたのが明治22(1889)年6月16日、鎌倉駅2代目駅舎が竣成したのが大正5(1916)年11月18日である。設計者候補として挙がったのはフランク・ロイド・ライトの弟子、ライト自身、高井鉄道院技師(高井壽二郎)、上野肇である。官報や職員録を参考に1つずつ可能性の検証作業をし、6点の理由から、私は上野肇が設計したのではないかと結論付けた。