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学長 馬場 省吾 就任のご挨拶

2020年04月01日

「地域と歩む公立のデザイン大学」

 長岡造形大学は「地域のデザイン力と商品開発力の強化」「地元で学べる大学」を求める地元産業界と市民の強い要請から、世界で初めてデザイン教育の専門大学として1994年4月に公設民営方式で開学し、2014年4月には公立大学として再スタートを切りました。「造形を通して真の人間的豊かさを探求し、これを社会に還元することのできる創造力を備えた人材を養成する」とする建学の理念は公立化後も受け継ぎ、デザインの創造的探求、地域と協創する大学として創立4半世紀に至ります。
 21世紀に入り国際状況は大きく変貌し、社会ではいかなる変化が起きるのか予測困難な時代であると言われて久しく、いま世界は3ケ月前まで想像もしなかった未知のウィルスによる危機に対峙している現実があります。刻々と悪化する状況で、人々は今後多くの課題と向き合うことを想い、予想よりも早く新たな社会構造の変革が必要となる時が来ることに気づき始めています。このような情勢のなか「知の拠点」として大学が担う使命とは、それぞれの特性を生かしつつ課題に能動的に向き合い、協働して解決する姿勢を持ち続ける人間を育成することでしょう。
 世界では、20世紀後半からのSociety4.0におけるPC普及によるデジタル化に伴い、地球規模で情報化社会(ICT)が急伸しました。Society5.0ではヒトとモノの膨大な情報(ビッグデータ)が共有され、「AI」「IoT」等の進化からくる新たな価値創造により人間中心設計(HCD)の社会へと向かっています。同時に世界規模で「持続可能」な社会への取り組みSDGsが提唱され、新結合(イノベーション)による社会的課題の解決を目指しています。
 人々の価値観が「モノ」から「コト」に変化しつつある現在、デザインの役割がますます大きくなっています。多面的に課題を解決する能力のみならず、「問題を発見」して環境・情報から適切な改善プロセスを導き出すデザイン思考力が求められています。
 長岡造形大学は、このように拡大するデザイン領域からの要請に応え、多様性を反映した価値観とデザイン・建築環境・アートの各領域を横断する視座を涵養し、培った知識・感性・技術によって「造形・表現」と「問題発見・解決プロセス」を統合した能力を修得することができる、学生にとって魅力的な大学を目指します。またこれらの教育研究の場と捉え、産・官・学・金との地域連携プロジェクトによる地域の活性化を促すことも重要な役割と考えます。
 私は、長岡の米百俵の故事にあるように教育・人づくりへの責務を念頭に置き、更なる持続可能な大学としての未来の礎となることができるよう「教育による真の豊かさを認知し、より良き社会を創出する人を育てる」ことを目標とします。長岡造形大学をより良い実践的学問の場としていくには教職員と学生の皆さんの結集と地域の協力が不可欠です。皆さんと共に実りのある4年間を目指しましょう。
              
令和2年4月1日 長岡造形大学長 馬場 省吾


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