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とじる

おいしい東北パッケージデザイン展2021 受賞報告

2021.12.17 受賞情報

「おいしい東北パッケージデザイン展2021」において、視覚デザイン学科3年の土居 早記さんが優秀賞(秋田県知事賞)を受賞しました。土居さんの作品は商品提供企業・団体とともに実用化・商品化を目指します。
そのほか、3年の貫井 綾乃さんが奨励賞、3年の平石 優さんが学生優秀賞を受賞しました。

おいしい東北パッケージデザイン展は、東北地域の企業8社の商品のパッケージデザインを全国から募集し審査。優秀作品を選定・展覧するとともに、実用化に向けてのサポートを行うものです。
受賞作品及び入選作品は、特設サイトにて展覧され(2022年2月から3月予定)、受賞者に対する表彰式は、オンラインにて執り行われる予定です(2022 年2月1日を予定)。
特設サイト:https://thk-package-design2021.go.jp/

■優秀賞(秋田県知事賞)
対象商品:かづのシードルフジ ビン内二次発酵
企業名:株式会社MKpaso(秋田県鹿角市)
土居 早記さん

[作品コンセプト]
⾼級感と和⾵ということで、和柄を使ったデザインに仕上げました。七宝繋ぎが薄く⾒えることで、主張しすぎないけど存在感があり、クールに仕上げました。ロゴにある七宝には、⼀部を緑にしてりんごの葉をイメージしました。りんご感が強く出ないけどりんごのお酒だとわかるように⼯夫しました。瓶の蓋に⿅⾓林檎と漢字を⼊れることで、和⾵を強くしました。和製ワインということで、洋⾵と和⾵の間を狙ったデザインにしました。

■奨励賞
対象商品:火のごちそう
企業名:有限会社遠藤製函(⼭形県南陽市)
貫井 綾乃さん

[作品コンセプト]
私は、⽕と薪をモチーフにした幾何学模様でロゴとグラフィックを作り、デザインしました。このパッケージを作るにあたり4点⼤切にしたことがあります。⼀つ⽬は焚き⽕セットということが伝わること。⼆つ⽬は⽕の暖かさと焚き⽕の楽しさが伝わるグラフィックを作ること。三つ⽬はInstagramの投稿に映り込んでも違和感がないオシャレなパッケージにすることと今後の使⽤シーンの展開を考え、特定のシーンを具体的に描かないこと。四つ⽬はコストパフォーマンスを考え、260✕260✕260の段ボールに直接少ない⾊数で印刷するパッケージだが、インパクトのあるパッケージにすることです。⽕の⾚と薪の茶⾊を⽤いり、動きのあるグラフィックを作りました。そして、薪を縦に⼊れ開けた時の薪の⾒え⽅が⾯⽩いと思い、その様⼦を参考にグラフィックに落とし込みました。

■学生優秀賞
対象商品:フルーツ大福
企業名:有限会社⼩島製菓(岩⼿県釜⽯市)
平⽯優さん

[作品コンセプト]
おみやげとして他の⼈に渡すということ第⼀に考えました。まず、ロゴは⼤福のもちっと感をモチーフに、カラフルな模様で季節によって変わる果実の雰囲気を出しました。丸みを帯びたモチーフとは対照的にロゴタイプは少しカチッとしたフォント選びをすることで抑揚をつけ、デザインを整えました。名称は⾔いやすさと親しみやすさを重視して考え、MOCHI+FRU(もちふる)となりました。構造は⾮常にシンプルな地獄底のパッケージとし、展開した状態で⼤量のパッケージを保管することができるようにしました。