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学生がラオス シェンクアン県の政府機関とデザイン開発

2020.01.27 活動実績

本学視覚デザイン学科2年 三井琳世さんが、ラオス人民民主共和国のシェンクアン県で販売されているハチミツのブランド化・一村一品化を図るための新しいパッケージをデザインし、採用が決定しました。

本学では、授業「地域協創演習」において、NPO法人テラ・ルネッサンスや株式会社坂ノ途中と連携し、ベトナム戦争時代の不発弾により農業や林業等の産業育成に課題を抱えた同県で、養蜂によるハチミツの商品化・産業化によって現地の人々の暮らしを豊かにするプロジェクトに関わってきました。

三井さんは、同プロジェクトに参加したことをきっかけに国際協力や途上国におけるデザインの可能性に興味を持ち、今回は単独で同県を訪問。現地の政府機関と会議を重ね、従来は販売先によってバラバラだったパッケージを統一し、ブランド化や一村一品化を図るためのデザイン開発を行いました。

パッケージには、昨年世界遺産に登録されたジャール平原などが描かれており、今年4月以降に同県のスーパーや土産物屋で販売される予定です。

三井さんは、「会議で出てきた沢山の要望から必要なものを取捨選択しながら一つのデザイン案にまとめることは難しくもありましたがとてもやりがいがありました」と話していました。

ラオスでの養蜂事業に関する取り組みについては、以下のURLよりyoutubeでも見ることができます。
「Environmental workshop 2019」
「About “farm miel project”」