【訃報】本学客員教授大林宣彦先生がご逝去されました
2020.04.14
お知らせ
映画作家で、本学の客員教授を務める大林宣彦先生が2020年4月10日、肺がんのため逝去されました。享年82歳。
長きにわたりメガホンを握り続け、2012年公開の映画「この空の花―長岡花火物語」では長岡との結び付きも生まれ、次世代へ平和への強いメッセージを残されました。
本学で行われたアイドルグループ「AKB48」のプロモーションビデオの撮影が縁で、2013年度に本学の客員教授に就任していただき、それ以降、デザインを志す本学学生に対し、ご自身の経験や知識と重ね合わせ講演をするなど熱心にアドバイスをいただきました。
本学関係者一同、これまでのご功労に心から感謝するとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
私たちは大林先生の思いを忘れません。
【写真】学生らに講演する大林監督=2018年11月、本学円形講義室
【プロフィール】
大林宣彦(おおばやし・のぶひこ)
1938年、広島県尾道市生まれ。
故郷で撮影された「転校生」、「時をかける少女」、「さびしんぼう」は「尾道三部作」として高く評価されている。
2004年に紫綬褒章、2009年に旭日小綬章を受章。