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建築・環境デザイン学科の学生が手がけた軽量膜構造のレストスペース「C:wrap」完成!

2025.11.11 お知らせ

建築・環境デザイン学科 与那嶺研究室4年生5人(内野優太郎さん、大久保南美さん、小川真依さん、手島亜久里さん、山本小太郎さん)が考案した、軽量膜構造のレストスペース「C:wrap」が完成し、11月8日(土)開催の「秋のオープンキャンパス」にて披露されました。

建築構造を専門とする与那嶺仁志教授は、2022年度から公益財団法人能村膜構造技術振興財団様の助成を受けて、学生と膜構造の仮説レストスペースシステムの考案、制作を行っています。

昨年の「H/overlap」に続き2作目となる「C:wrap」は、平面上に並べた木格子を曲げながら自立させ、木シェルが開こうする力を浮遊する膜屋根でバランスさせて形態を安定させています。
さらに、2重になった膜の間にアーチ形状の束を挿入することで、再度膜面に立体効果で張力が入り、木シェル面の形状を上に持ち上げる効果もあります。
詳しくはこちら2025_TMSpanf

制作にあたっては、株式会社志田材木店(新潟県長岡市)様のご協力のもと、木材の適切な厚さを検証や、接合部にラップを巻き付けることで強度向上など、学生は試行錯誤を経て様々な経験を積みました。
また、膜材は太陽工業株式会社(大阪府大阪市)様から提供いただきました。

「C:wrap」は11月16日(日)頃まで大学キャンパス内に設置されています。ぜひご覧ください。