丸山正三展2024
概要
「丸山正三展2024」では、婦人の着衣素描を中心に展示しました。
2006年に新潟市美術館にて開催した「丸山正三・素描の紙々展」のカタログにて、丸山画伯は素描について次のように語っています。「頭の中に浮遊しているイメージを紙の上に定着させることから私の絵は始まる。イメ ージを掴まえることは案外すらすらいくこともあるが、なかなか掴まえるのが難しくて数日を費やすこともある。遂には形を為さずに消えていってしまうものも少なくはない。そして私は素描の大切さを痛感するのである。素描は私の制作のあらゆる時点に作動しているようである」。丸山画伯の絵画には、時代とともに対象となるもの、表現様式について変化と挑戦を見ることができ、今回の展示作品においてもその変化が反映され、丸山画伯の対象を見つめる目線やとらえ方が表れた展示となりました。
会期:2024年6月4日(火)~6月30日(日)9:00~16:00(月曜休館)
会場:長岡造形大学展示館「MàRoùの杜」
入館:無料
館内風景



