『第21回新潟県内大学卒業設計コンクール2019』受賞報告
2019.03.25
活動実績
『第21回新潟県内大学卒業設計コンクール2019』(主催:公益社団法人日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部新潟地域会)において、本学学生が以下のとおり入賞しました。
4賞の内、本学学生が3賞を受賞し、金賞を受賞した笹嶋志のぶさんは6月に行われるJIA全国学生卒業設計コンクールに出展します。
■金賞
笹嶋志のぶさん「生々流転(せいせいるてん)」
■銀賞
遠藤瞳さん「空間のあわいに、」
■特別審査員藤村龍至賞
田島誉士幸「清流継ぐ磧礫の記憶」
画像:金賞受賞 笹嶋志のぶさん
作品「生々流転(せいせいるてん)」
冬、空気が澄みわたる瞬間に、水平線を漂う凛々しい山肌が姿を現わす。
これは、「富山の水に関する物語」に繋がっていた。
山から海へと循環してゆく水が、姿・形を変えながら人々に関与していく風景こそ、「水のつくった形」であるとみた。
この地域には水を共通項とした漁業と曳山祭りが根付いている。
衰退しつつある現状を受け、まちの魅力を伝え続けていく「町ぐるみの建築」を提案する。
—持続可能なまちのこれからとは。それは水と共に生きる人々の心構えと、まちの残し方がミソなのである。