学長 平山 育男　就任のご挨拶

就任のご挨拶

　令和6(2024)年4月1日付で、長岡造形大学の学長職を拝命した、平山育男です。
　本学は今年、開学30周年を数えるとともに、大きな変革の時を迎えています。その年に学長をお引き受けするということで、身の引き締まる思いです。
　本学は、公設民営の大学として出発し、更に公立の大学としても今年で10周年を迎えることとなりました。その面で、地域の皆様とともに歩み、築き上げてきた大学を、新しい次世代へ引き渡して行くことが、新学長としての仕事とも考えています。
　本学では昨年度改組したデザイン学科にテクノロジー×デザイン領域を設けるとともに、各学科とも、時代の要請に応えた新しい教育課程を開始させ、これまでにない造形のあり方を、全学で模索している最中です。
　私の使命は教職員とともに、時代の求める造形教育の可能性を探究し、これを学生とともに考え、悩み、彼らを社会へ送り出すことと考えています。
　最後になりますが、私は、本学での造形の教育に当たるとともに、日本建築史の研究者として建築物の調査などを通して、地域の方々とも広く交流をさせて頂きました。その面で今後も地域の文化振興に、公私とも、尽力して行く所存です。今後とも、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

令和6(2024)年4月1日

長岡造形大学
学長　平山 育男