デザイン×看護で挑む新しいプロダクトデザイン ミライエ長岡で2大学連携授業の成果発表を行いました
本学ではプロダクトデザイン領域のカリキュラムとして、社会におけるデザイナーの実務を想定し、社会や技術の動向を踏まえ、調査、問題探索も含めた新規性の高いソリューションデザインや質の高いプロダクトなどの提案を通して、デザイナーとしての発想力、企画力、造形力、プレゼンテーション能力を獲得することを目指した授業を実施しています。
今年度は昨年度に引き続き、医療・介護・福祉分野の課題についての提案をテーマとし、長岡崇徳大学と連携して課題に取り組みました。看護を学ぶ長岡崇徳大学学生とデザインを学ぶ長岡造形大学学生合計32人が6グループに分かれて「入院中の乳幼児や付き添い者の安全・安楽を考えたサークルベッド」「在宅で療養する脳血管疾患後遺症者の日常生活支援用具」「避難所における疾病等の避難者の生活空間改善」「子どもや高齢者が安全に使用できる施設」の課題に関する調査、検証、考察を行い、新しい製品やサービスの最終プレゼンテーションをミライエ長岡にて実施しました。
参加者の声
・専門は異なりますが、前回の報告から短い時間で問題点がクリアされており驚きました。現実的には細かな制約があり実現が難しい点もありますが、造形大学の学生の発想力の高さに感心しました。(長岡崇徳大学教員)
・自分たちと異なる視点での提案で学ぶ点が多くありました。今後現場でも造形大学の学生から学んだ視点をもって取り組んでいきたい。(長岡崇徳大学学生)
・医療や介護という配慮すべき点が多く難しい課題でしたが、専門家である崇徳大学の先生方と学生の皆さんからアドバイスをいただきながら実地でのリサーチや検証を行い提案まで結びつけることができました。本学学生にとって貴重な経験になったと思います。(本学教員)
長岡崇徳大学の先生方、学生のみなさん、ご協力ありがとうございました。