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とじる

カカシ、立ちました

2025.06.06 地域連携

 

今年も長岡市栃尾比礼地区に、「地域協創演習_カカシプロジェクト」で制作したカカシが設置されました。

このプロジェクトは、棚田に「農民の友」としてのカカシを設置することをコンセプトとして2009年に開始し、今回で17回目を迎えました。
プロジェクトでは、本学学生が棚田の景観を向上させる独創的なカカシを創作し、実際に設置することで、地域の活性化や学生の社会性を涵養することを目指し、活動の過程では創作だけでなく地域の方々と深く交流し、農作業や農村維持作業への参加も行っています。

比礼カカシ・プロジェクトは、棚田という景観価値に対する関心を高める効果と地域社会の維持、活性化という、より普遍的な課題に対する実践的活動が評価され、2022年に農林水産省「つなぐ棚田遺産」として認定されています。

カカシは稲刈りを終えた10月頃まで設置されています。

 

カカシプロジェクト年間スケジュール

4月下旬 現地見学。棚田の景観を確認するとともに、でシイタケのコマ打ちや薪割りなど、里山ならではのアクティビティを体験します。

6月上旬 カカシのお披露目と設置。地域住民、参加学生全員投票によるコンテストを行い、上位カカシの制作者には棚田でとれたコシヒカリが贈呈されます。昼食には棚田米のおにぎりを地域住民、学生みんなでいただきました。

7月 農作業体験(棚田の手入れ、ソバの種まき)
10月 カカシ撤去と農作業体験(休耕田で育てたソバの刈り取り)
12月 ソバ打ち体験
2月 賽の神