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「イノベーター育成プログラム(いのプロ)」がグッドデザイン賞受賞!

2021.10.20 受賞情報

本学と長岡市が連携し、2020年度より実施しているイノベーター育成プログラム(いのプロ)が、このたび2021年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
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官学連携による地域の課題解決プログラム [長岡市×長岡造形大学大学院イノベーター育成プログラム(いのプロ)]
分類:地域の取り組み・活動
https://www.g-mark.org/award/describe/52892?token=N69ZFD8Umo
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■いのプロとは
いのプロは、長岡造形大学大学院修士課程イノベーションデザイン領域に在学する大学院生がデザイン思考に立脚し、自身の専門性に基づき研究し、同時に長岡市の地域おこし協力隊員として活動を両立しながら地域課題の解決や顕在化されていない地域資源の発掘・利活用などにチャレンジする実践型デザインプログラムで、2020年度に開始しました。(プログラムの企画・運営:本学大学院 板垣 順平 助教)

■審査委員の評価
地域おこし協力隊に参加する人と、迎える自治体。両者の課題意識やゴール設定のズレをなくすために、大学院が新たにプログラムをつくった点が新しい。地域外からやってきた人が、地域の課題を理解し、地域に合った方法で解決していく。その手助けになるデザインとして評価した。自治体にとっては、地域が必要とする人材育成教育であり、学生にとっては、報酬や活動費を得ながら地域の課題を学び、向き合い、協力者を見つける機会にもなる。芸術系の大学が間に入ることで、その体験や地域に出ていくプロセスまでもしっかりとデザインされている。長岡市以外の地域、さらには地域おこし協力隊以外への活用など、さまざなな可能性を感じる新しいしくみといえる。

■参考サイト
・グッドデザイン賞ウェブサイト
https://www.g-mark.org/
・イノベーター育成プログラムについて(本学HP)
https://www.nagaoka-id.ac.jp/about/graduate-school/innopro/

■グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。2020年度グッドデザイン賞において本学関係では、プロダクトデザイン学科 齋藤和彦教授が研究・開発した車両「地産地消型モビリティ」の取り組みや、建築・環境デザイン学科山下秀之教授が設計を手掛けた「まごころ学園(福祉型障がい児⼊所施設)」が受賞しました。本学において目に見えるモノのデザインではなく、取り組み、仕組みやプログラムのようなコトのデザインが受賞したのは地産地消モビリティに続き2年連続となり、教育プログラムでの受賞は初となります。

■いのプロ概要パネル   (視覚デザイン学科3年 北野紗希さんがデザインしました)