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とじる

卒業生の崎山直人さんが、長野ADCにてグランプリを受賞しました!

2023.10.19 受賞情報

 

本学 視覚デザイン学科(現デザイン学科)卒業生の崎山直人さんが、2023年度の長野ADCにてグランプリを受賞しました。

長野アートディレクターズクラブ(長野ADC)は、さまざまなジャンルのクリエイターが個人の資格で参加し、自主的に運営する会員組織です。
年に1回、長野県在住のプロのクリエイターによる作品を募集し、優れた作品にグランプリなどの各賞に授与します。(HP 作品募集より)

長野ADC2023年審査会には294点の作品エントリーがあり、その中から、本学卒業生の崎山直人さんの「FLYING OBJECTS」(ジェネラルグラフィック)がグランプリに選ばれました。
崎山さんは、歴代最年少(25歳)でのグランプリ受賞とのことです。

2023年長野ADC

受賞名: グランプリ
部 門: ジェネラルグラフィック
作品名: 「FLYING OBJECTS」

「FLYING OBJECTS」

日頃から空を見上げている作者が「空をこんなものが飛んでいたら楽しいな」という思いで制作したZINE です。
カッティングマシンの刃をボールペンに差し替え、強い筆圧で紙に描く手法を研究する過程で制作しました。 一枚の印刷にかかる時間は10分ほどです。

制作の様子

受賞の様子

写真左:審査員の柿木原政広氏と崎山さん/写真右:崎山さん

授賞式の様子

崎山直人さんコメント

「FLYING OBJECTS」が長野ADC2023年審査会にてグランプリを受賞することができました。
歴代最年少での受賞、並びに長野ADCで自主制作を評価いただけたことにとても驚いています。

僕は在学中に機械を用いた作品などを作ってきました。
2021年に卒業して長野に来てからも、そのまま自主制作を続けていたのですが、その成果が評価されたことは非常に嬉しいです。

この作品はカッティングマシンという本来紙を切る機械にボールペンをつけることで、面白い表現ができないかと実験して生まれました。
モチーフは幼い頃から紙飛行機などを作ってきたため空を飛びそうな形に親しみがあり、自然に生まれました。

この作品がZINEの形で完成したのは、コメドコBOOKS(Xアカウントはこちら)というアートブック・レーベルのプロジェクトのおかげです。
コメドコBOOKSはNID卒業生によるプロジェクトで、ZINEのイベント向けに制作する際にこの表現方法を選びました。

学生時代の経験と、仲間との繋がりが、この作品に大きな影響を与えました。
これからも、精進します。ありがとうございました。

***

この度は、グランプリの受賞、誠におめでとうございました!