最先端の3DCGを学ぶトークセッションを開催
デザイン学科テクノロジー×デザイン領域におけるテクノロジーの関わりや分野・業界への理解を深めることを目的とする学生向けトークセッションの第3弾を開催しました。
今回は国内外で活躍するCGデザイナー・アーティスト3名を講師に迎え、本学山本信一教授、伊達亘助教とともに最先端の3DCGについてトークを交えました。
フリーランスとして多くのCMやミュージックビデオのCGディレクション・デザインを手がける笠原裕美子氏からは、作品紹介とともに自身のCGとの出会いや仕事での展開についてお話をいただきました。
電通のシンクタンクに勤めながら、ビジュアルアーティストとして精力的に活動する川村健一氏からは、手がけた仕事やVJ(ビジュアルジョッキー)イベントの展開の様子のほか、最先端のCG表現やCGへの向き合い方についてお話をいただきました。
写真 左:瀬賀誠一氏、中央:笠原裕美子氏、右:川村健一氏
デジタルアーティストとしてVJ活動や多彩な仕事を手がけ、今年度後期から本学でCGソフトウェア(ブレンダー)による授業を担当している瀬賀誠一氏は、学生が実際に取り組んでいる授業でのCG課題の位置付けとそれを活かした可能性についてお話をいただきました。
本学山本信一教授との親交も深く、日本の3DCG業界を牽引しているメンバーの話に、参加した学生は目を輝かせ聞き入っていました。
写真 左:山本信一教授、右:瀬賀誠一氏
冒頭、馬場学長からの3DCGをはじめとするデジタルデザインについて、学生にこれからどんどん学修をしてほしいとの言葉に呼応するように、参加した学生からは自身のデザイン制作における悩みについても質問が出ました。川村氏は、一度立ち止まってQシフトからNシフト(質へのシフトから新しさへのシフト)に切り替えて視点を変えてみることも重要なことと熱いエールを送っていました。