小松佳代子教授が上川西コミセンで出張講義を行いました
2024.02.20
お知らせ
長岡市巻島町の上川西コミュニティセンターで2月15日(木)、本学大学院造形研究科の小松佳代子教授が「美術教育の今昔」というテーマで出張講義を行いました。上川西コミュニティセンターが主催する高齢者向けの生涯学習教室「ニコニコ大学」の一環で、10年以上前から年1回程度、本学教員が講演を行っています。当日は上川西地域の約30人からご参加いただきました。
小松教授は「美術」という言葉について解説したのち、日本初の美術学校である工部美術学校の誕生、明治期の鉛筆画か毛筆画かの論争、戦後の民間の美術教育運動といったさまざまな歴史的事柄について詳細に解説しました。参加者は手本の絵を写す「臨画」と呼ばれる体験も行い、明治時代の小学校教育で実際に使用されていた教科書を見ながら、猫や山などの題材を筆ペンで忠実に描きました。「意外と難しい」「楽しいね」といった声を上げながら、楽しんで取り組んでいました。
地域住民のみなさま、ありがとうございました。