「第65回富山県デザイン展 学生建築デザインコンペ」において、本学学生が最優秀賞ほか多数受賞しました

「第65回富山県デザイン展 学生建築デザインコンペ」（主催：公益社団法人富山県デザイン協会）において、本学 建築・環境デザイン学科の学生が最優秀賞・優秀賞・奨励賞を受賞しました。

本コンペは、富山県および近隣県の高専・専門学校・大学等に在学する学生を対象に、テーマに基づく建築デザイン提案を募るものです。
今年度のテーマは「記憶と未来を紡ぐ、平屋の住まい」。公開審査を経て、優れた提案が選出されました。

受賞結果

受賞名：「最優秀賞」
作品タイトル：継ぎ目
受賞者：藤井 美友（建築・環境デザイン学科 3年 羽原康成 研究室）

受賞名：「優秀賞」
作品タイトル：記憶の道すじ
受賞者：畑山 和音（建築・環境デザイン学科 3年 岡井美奈 研究室）

受賞名：「優秀賞」
作品タイトル：積層の響き
受賞者：青柳 花香（建築・環境デザイン学科 3年 羽原康成 研究室）

受賞名：「奨励賞」
作品タイトル：博労小学校第2図工室
受賞者：竹本天馬·金井南樹（建築・環境デザイン学科 3年 津村泰範 研究室）

コンペ概要

第65回富山県デザイン展 学生建築デザインコンペ
テーマ：「記憶と未来を紡ぐ、平屋の住まい」

敷地は高岡市・山町筋に近い町屋が立ち並ぶエリアに位置します。毎年5月1日の御車山祭では7台の御車山が家屋前に勢揃いし、地域の歴史や文化が色濃く残る場所です。現在は空き家となり老朽化が進む家屋を解体し、新たな平屋の住まいを提案することが求められました。

一方、敷地奥の二つの土蔵には祭礼の膳・椀・節句人形などが残されており、これらを住まいの精神的支柱として活用することが課題とされました。学生らしいフレッシュさとリアリティ、実現可能性を備えた案が期待されました。

主要条件
・建築規模：平屋の住宅（新築）。大きさ、高さ（10m以下）、構造などは自由に設定。また、土蔵については、敷地内での移動、減築・増築、リノベなどは自由とする。
・家族構成：2人。時々、帰省する家族のためのゲストルームのため、個室（寝室）は３つ必要。
・敷地：〒933-0934 富山県高岡市博労町3-16　間口約10m × 奥行き35m。東側に接道。北側の隣地は現在駐車場。南側には小道があり、火事対策からか町屋の連なりの中に差し込まれている、この辺りによく見られる公道。ウェブサイトに掲載の配置図を参照。その他、Google Mapで読み取れる情報を共有し設計することとします。
・法的規制： 市街化区域。
・用途地域： 第一種住宅地域　建ぺい率60%　容積率200%　準防火地域
・その他 ： 風致地区、地区計画など無し。