世界は今、
「デザイン」を求めています。

皆さんに3つのことをお伝えしたいと思います。
一つめは、本学の学びは多様性に満ちているということです。約8割の学生が新潟県外出身であり、生まれも育ちも個性も異なる学生が、ここ長岡で一堂に会します。また、本学は美術大学や芸術大学のカテゴリに属しながらも「デザイン」に特化した稀有な大学です。プロダクト、視覚、美術・工芸、建築・環境と多彩な教授陣によるいくつかの授業では、異なる分野の教員が合同で指導・講評を行います。個々の教員が異なる視点を持ち、正解は一つとは限らず、多様な解答があることを理解するでしょう。目的や問題に応じて複数のプロセスによる「デザイン」を学ぶことができます。

では「デザイン」とは一体なんなのか。それが二つめに伝えたいことです。
デザインは、本学が学びの柱として位置付ける「思考」と「創造」に深く関わります。とりわけ重要なのは、物事を注意深く観察し、社会やモノ・コトを見つめ続けるといった持続力を伴う観察と気づきによる「思考」です。まずは好きなことを続ける熱量をもち続けてください。そして「なぜそれをするのか」「そこに問題はあるのか」「社会にどう役立つか」という「思考」に踏み込んでください。忍耐強く積み重ねた思考は、実体として表現する「創造」の段階で大きな役割を果たし、表現されるものを何倍も魅力的に輝かせてくれるはずです。

三つめは、失敗を恐れないことです。失敗しても少し我慢してそこに留まり、注意深く課題をみつけ改善策を考える。そこにこそ本来の「創造する喜び」があります。うまくいかないときこそ考え、実現するために創造する。また失敗しても考える。その先には必ず自信という到達点があります。その繰り返しによって得られるデザイナーとしての力量は、あなたの生涯の原動力となるはずです。

いま世界は経済や気候変動など、様々なことが予測不能な時代です。消費社会が終わり、サスティナブル(持続可能)な社会や多くの困難を解決するための考え方が求められています。多くの問題がグローバルに起こるこの世の中で、それらを包括的に、あるいはミニマムに足元から考える。その手法として「デザイン思考」は生き生きと活用されるはずです。時代をより良くするデザイナーとしての第一歩を、ここで私たちと一緒にはじめましょう。

長岡造形大学 学長 和田 裕

長岡造形大学 学長

馬場 省吾

Baba Shogo

1957年、埼玉県大宮市生まれ。
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。
1994年、長岡造形大学開学と同時に着任。
専門分野は金属工芸 鍛金。

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