「長岡弁講座」を公開します!
本学 河村正美副理事長が執筆した『長岡弁講座』が、新潟日報様で紹介されました。
『長岡弁講座』は、河村副理事長が市外・県外出身の学生や教職員などを対象に、時折出くわす長岡弁や今ではあまり聞くことがなくなってきた味わいのある長岡弁を知ってもらうおうという思いから、執筆したものです。
本学には全国各地からの出身者が在籍し、学内ではさまざまな方言も飛び交います。
その中で時折聞こえる長岡弁は、この長岡の風土や日々の生活の「記憶」を伝えるものでもあります。
このたび、河村副理事長が執筆した『長岡弁講座』をホームページで公開するとともに、卒業・修了研究展会場内でも展示し、皆様にご紹介いたします。
ぜひ、長岡の「記憶」に触れてみてください。
長岡弁講座(PDF)
河村副理事長コメント
『長岡弁講座』は、このたび公立大学法人長岡造形大学副理事長を退任する私の卒業論文代わりとしてまとめたものです。
本稿は、当初、市外・県外出身の本学の学生や教職員などを対象に、時折出くわす長岡弁や今ではあまり聞くことがなくなってきた味わいのある長岡弁を知ってもらうことで、少しでも長岡の人々とまちに親しみをもってもらい、「知ることは愛すること」につながればという思いから執筆し始めたものです。
しかし、長岡弁を実際に使っていた、よく耳にしていたという人たちに語彙の収集や確認などを行っていくうちに、こうした長岡弁の現役世代や経験世代のためにも本稿をまとめていく意味があるのではないかと思うようにもなっていきました。
私にとりまして「長岡弁の記憶」は、かつての長岡の自然や文化、社会規範等が織りなす「風土の記憶」であり、人々の「日々の生活の記憶」でもあります。その「記憶」を少しでも「記録」しておくことも意義があるのではないかという思いに至った次第です。
ご覧いただければ幸いです。
令和6年2月
公立大学法人長岡造形大学副理事長 河村正美