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とじる
レストランからの雪景色
2021.12.23 学生

先輩に学ぶ!楽しく冬を越す方法|NID学生企画

編集
竹中 実玖(視覚デザイン学科1年)、荒木 里利伽(視覚デザイン学科1年)、川俣 直子(視覚デザイン学科4年)

新潟県長岡市といえば雪、というイメージの人も多いのではないでしょうか?長岡の冬について心配に思っている受験生も多いと思います。先輩たちはどのように冬を乗り越えてきたのかインタビューしてきました!

長岡の冬について教えてくれた先輩

青山風音先輩

青山 風音 先輩視覚デザイン学科4年
香川県出身

長沢匡玖先輩

長沢 匡玖 先輩視覚デザイン学科4年
岐阜県出身

上村有実花先輩

上村 有実花 先輩美術・工芸学科2年
新潟県長岡市出身

冬のおすすめのグッズは?

上村有実花(以下上):まず、長靴は絶対に必要です。雪が多いと、ふくらはぎぐらいあると安心ですけど、雪が少ない年もあるので、そういう時は、足首ぐらいのブーツのようなものでもいいと思います。あと、車の人はスノーブラシがあると便利ですね。

長沢匡玖(以下長):長靴とかよりも、分厚くて、防寒・防水がされたものがおすすめです。僕が買ったのは、15,000円とかだったんですけど、ちゃんと高いものを使ったほうが歩きやすいし、4年間使うんだったら、最初の年に買った方が安心なんじゃないかなと思いますね。

青山風音(以下青):私はもう安いやつです、まあ、安いやつでも生きてはいけるみたいな感じで、ちゃんとした長靴であることは必須だと思います。アウターはフードが付いていると、急に雪とかが降ってきても、パッと、かぶっちゃったら、ある程度の時間は凌げるからオススメなのと、街灯が少なくて、暗いし雪の壁とかで車から見にくいだろうから、明るい色のものを選ぶといいかもしれないですね。

あと傘も。ビニ傘とかは、雨もよく降るし風も強いから、壊れやすいので、けっこうちゃんとした長い傘を使っていますね、あれはあってよかったです。

他にもおすすめの防寒対策があれば教えてください

私は車の移動が多いので、厚手のダッフルコートとかですかね。学内でも寒い場所があるので、ヒートテックやタイツを中に着ておくと暖かいです。

これは恥ずかしいんですけど、僕、腹巻を巻いていまして、腹巻ってすごいあったかいんですよ。

私はカイロ貼って、ヒートテックきて、あと耳が結構痛くなるので、耳当てとかしてます。

貼るカイロもいいけど、家で使うならレンジで「ゆたぽん」っていう商品が良いです。レンジでチンすると、暖かいのが持続するのと、何回も繰り返し使える。1000円ぐらいなので買ってよかったですね。あと通学時に靴下が濡れちゃう時があるから、ロッカーの中に替えの靴下と替えの靴を用意してあります。1限の前に変えたりしてますよ。

大学前の交差点、身長と同じくらいの雪の壁
雪に埋もれるバス停

いつごろ冬の準備をしましたか?

11、12月頃ですね、雪がふり始めると1日で売り切れたりもするから早めに買っておいたほうがいいかな。

早いと11月頃かな。

12月。お正月に実家に帰って戻ってきたら、もう雪がめちゃくちゃ積もってることもあるし、結構一晩で真っ白になることもあるから、早めが吉ということですね。

ふかふかの雪に頭からつっこんだ人形
駐輪場の屋根に積もった雪

冬になったら変わること

家に居る時間はめちゃめちゃ長くなる気がする。野菜と肉いっぱい買って、毎日鍋みたいな生活ですね。

通学時間も変わるね。自転車に乗れなくて、歩きになるから、倍ぐらい時間かかる人もいるし、その時間を計算して家を出るようになりますね。

私は車通学なので、時間に余裕を持って家を出るようになります。30分かかるところが1時間かかることもあるので、あと安全運転をとにかく心掛けています。

友達と鍋
建物のツララ、晴れ間に雪遊び

雪にまつわるエピソード

鹿児島から来たお友達が、雪を見て大興奮してました。それがちょっと嬉しくて、ほっこりしました。

私の地元は雪が全然降らないから、初めての雪で一晩で一気にめっちゃ積もって、その日が朝バイトで、長靴とかも買ってなかったから、雪だー!って嬉しいけど、でもバイト行かなきゃいけないし、自転車に乗れないから、普通のスニーカーで走って行った思い出がありますね。

ああ、みんなででっかい雪だるま作りました。こういう感じで、本当に雪国ならではの遊びがあったり、造形大らしく「そり」を作る人がいて、誰かが作ったそりで滑ったりとか。

あとはバイトで夜かな、夜暗いところで傘さしながら歩いてたら消雪パイプの水が顔にかかって、1人だったし前に人がいてすれ違いの瞬間に「わっ」て言っちゃった、みたいなのはありました。

大学の構内で身長ぐらいの雪だるまを作成

後輩たちにアドバイス

たくさん遊べば良いと思いますよ。スキー・スノーボードやって筋肉痛になったり、雪だるま作ったり、友達の家で鍋したり。友達と過ごせば楽しいですよ。あと、家の部屋の扉の上に、屋根がある家に住んだ方がいいですね。俺は建物に入ってから扉がある場所に住んでいるから、全然家から出ることに困ったことはないけど、本当にドアの前が道路とか庭みたいなところになってたりすると、完全に雪がつもっちゃうみたいですね。

おうちを探すときは、消雪パイプいっぱいあるってことと、玄関先に屋根があればいいと思います。あと、雪に不慣れな人はなるべく大学の近くに住むとかね。

二重窓もあるといいと思います。

雪は大変なこともあるけど楽しいし、やっぱり冬の方が長岡来たなって感じますね。横断歩道が消雪パイプの水が凍ってツルツルになったり、雪の壁ができてたりしたら、車が意外なとこから来たりとか、視野が狭くなったりするからより注意は必要かな。音楽聴きながらとかは危ないですね。まぁ、安全に気をつけて、防寒具を買って、鍋食べれば解決します!

私は、水道が凍るみたいなことをよく聞くので、そこに注意が必要なんじゃないかなって思います。あとはやっぱり寒いので暖かくして欲しいですね。暖房はコタツとエアコンで何とかなるよっていう人もいるけど、結構「こたつから出れない〜」みたいなことがあるから、ストーブがあるにこしたことないです。

雪の多さや寒さに直面して、雪国ならではの定番グッズを使ったり、なるべく節約しながら暖かさを確保したり、冬の不便さを良い方向に変えようと先輩はいろいろ工夫し、それを楽しんでいる感じがしました。また、長岡造形大学にはゆきだるまを作ったり、そりを自作して楽しんだり、ウィンタースポーツも積極的にやってみたりと、雪の多さや寒さをポジティブにとらえて生活している先輩が多くいました。皆さんも楽しく冬を越せるといいですね。