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大学院 小松教授、院生らの書籍が出版されます。

2023.09.15 お知らせ

本学大学院 小松佳代子教授編著の書籍『アートベース・リサーチの可能性 ー制作・研究・教育をつなぐ』が、9月20日(水)勁草書房から発売されます。

小松教授と大学院生・修了生らが執筆しました。
アートベース・リサーチの研究動向を捉え、それぞれの立場でアート実践から研究を立ち上げ、考察、分析したものです。

表紙に使われている作品は、本学大学院 博士(後期)課程 3年 長嶋さと子さんが手掛けました。
ぜひご一読ください。

『アートベース・リサーチの可能性 ―制作・研究・教育をつなぐ』

著者:小松佳代子 編著
出版予定日:2023年9月20日
定価:4,950円
出版社:勁草書房

紹介文:
アートベース・リサーチ(ABR)をめぐる状況は、ここ数年で大きく展開している。ABRは従来の人文社会科学の研究にアートを入れることで、言語的な記述や客観的な分析だけでは捉えきれない、人間の感情や身体的感覚に迫っていく。また、アート活動そのものが研究でもある。アートベース・リサーチの現在地がわかる一冊。(勁草書房HPより)

販売先はこちら

 ※他、くわしくは勁草書房HPを参照

目次

  • はしがき
  • 第Ⅰ部 ABRの理論的展開
     第一章 ABRの背景と現状  [小松佳代子 (大学院造形研究科 教授)]
     第二章 アート研究としてのABR [小松佳代子 (大学院造形研究科 教授)]
     第三章 ABRの社会的可能性 [小松佳代子 (大学院造形研究科 教授)]
  • 第Ⅱ部 ABRの実践─制作者の思考と探究
     第四章 絵画制作というトートロジー──小川洋子『ことり』から制作の思考をたどる [さかいともみ (修士課程修了、本学職員)]
     第五章 星屑に星座を与える──ファウンド・フォト作品の制作実践 [飯塚純 (博士(後期)課程2年)]
     第六章 西郷隆盛像を作れなかった塑造家・藤田文蔵──近代日本彫刻の裏面史を紡ぐ [竹本悠大郎 (博士(後期)課程修了)]
     第七章 文字によるアートの旅──タイポグラフィとの距離から [長島さと子 (博士(後期)課程3年)]
  • 第Ⅲ部 芸術的知性による教育の可能性
     第八章 R・アルンハイムから紐解く「目で考える」ということ [石黒芙美代 (博士(後期)課程2年生)]
     第九章 美術と美術教育の分断を越えるために──ポーランドの美術教育を手がかりに [南雲まき (博士(後期)課程3年)]
     第一〇章 〈驚くべき出来事〉に見るパラダイム転換と芸術的知性──アーティストワークショップのエピソードから [竹丸草子 (博士(後期)課程修了)]
  • あとがきに代えて
  • 謝辞

(Photo by JUN IIZUKA)