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新潟ADCアワード2023で、高橋洋貴さん(卒業生)が準グランプリ、他卒業生が多数受賞!

2023.11.09 受賞情報

「第16回新潟ADCデザインアワード2023」(NIIGATA ADC DESIGN AWARD 2023)の受賞作品が発表され、本学卒業生の高橋洋貴さんが準グランプリの他、多数の卒業生が賞を受賞しました。

準グランプリ「マアルク」のデザイン

受賞者一覧

準グランプリ
⻲⽥蒸留所 ⽯川 ⻯太さん(非常勤講師)
マフィンと焼菓⼦のお店のデザイン ⾼橋 洋貴さん(卒業生)
新潟市スポーツ協会ロゴ 迫 ⼀成さん(非常勤講師)

新潟ADC賞
somewhere ⾓⽥ 正之さん(卒業生)
交信電気 ⽯川 ⻯太さん(非常勤講師)
ひねもす⼤学 ⾓⽥ 正之さん(卒業生)

新⼈賞
⾼橋 洋貴さん(卒業生)

粟辻 美早賞
⼊選作品展 新潟のデザイン ⾓⽥ 正之さん(卒業生)

⽊住野 彰吾賞
ギャルピソックス ⻲⼭ 春花さん(卒業生)

新潟デザイン専⾨学校学校⻑賞
⼀⾏⽂学 ⾓⽥ 正之さん(卒業生)

⻑岡造形⼤学学⻑賞
橋本⿓美展告知ツール 五⼗嵐 祐太さん(卒業生)

新潟市美術館⻑賞
⾃分ひとりの部屋 -A Room Of One’s Own- 井上 猛さん(卒業生)

新潟市特別賞
元⼒⼠の断髪式の贈答⽶パッケージ 迫 ⼀成さん(非常勤講師)

B部門
安⽥⽡ ⽯川 ⻯太さん(非常勤講師)

C部門
加茂桐箪笥祭り 清⽔ 清和さん(卒業生)

F部門
たがみバンブーブー 迫 ⼀成さん(非常勤講師)

H部門
おいしいにいがたキーホルダー 関⾕ 恵理奈さん(卒業生・非常勤講師)

GOODJOB賞
おいしいにいがたキーホルダー 関⾕ 恵理奈さん(卒業生・非常勤講師)

※新潟ADCデザインアワード2023の受賞結果詳細はこちらをご確認ください。

 

情報をいただいた卒業生の受賞作品をご紹介します。

【準グランプリ】

受賞者:⾼橋 洋貴さん(卒業生)
マフィンと焼菓⼦のお店のデザイン

コンセプト:
東区エリアの住宅地にひっそりと佇む古い蔵を改装したマフィンと焼菓子のお店です。
地域や蔵はもちろんのこと、お菓子の味と乖離がないか、に注意を払い、お店に関わる様々な物事に「馴染む」よう心がけてデザインしました。(高橋さん)

新人賞

受賞者:高橋 洋貴さん(卒業生)
作品:「ごー あうとさいど」(自主制作)

コンセプト:
今年度の自主制作部門のテーマ「メッセージ」に習い、コロナを経験して強く感じた。
外出しよう。自分の価値観・美学といった感性の外に出よう。
固定概念やこれまで当たり前とされてきた物事の外に出よう。
というこれらの想いを「ごー あうとさいど(GO OUTSIDE)」という作品に込めました。

技法は、スーパーのお惣菜やお弁当に用いられるシールをちぎって貼ってコラージュし、「ごー あうとさいど」の8文字を構成しました。サイズはB1です。

ごーあうとさいど 部分
ごーあうとさいど 部分
ごーあうとさいど 部分

高橋さんのコメント

準グランプリ(マアルク)の講評を審査委員の木住野彰悟さんからいただき、その中で「デザインが先行しながらも、ちゃんと美味しさが感じられる」というお言葉を頂戴しました。
その点は、これからも忘れずに大切にしていこうと改めて感じました。

新人賞はデザインと自主制作作品との良い意味でのギャップを評価いただいての受賞でした。
自主制作は5年ほど前に新潟に帰郷したタイミングで始めました。
良し悪しも分からず技法や手法を変えながらコツコツと手探りで続けてきたことなので、背中を押してもらえた気がして何より嬉しかったです。
今後も自分を信じて面白いと思ったものを作り続けたいと思います。

「準グランプリ」および「新人賞」を受賞した高橋洋貴さんとご家族(写真撮影:吉川賢一郎准教授)

新潟ADC賞

「somewhere」

受賞者:角田正之さん(卒業生)
ロゴデザイン

コンセプト:
以前、工場として使用していた建物の2F部分を、一般の方々にも開放しようというアイデアから生まれた、喫茶・アートギャラリー・働く場として開かれた新しい空間のロゴ。
打ち合せをするとイメージは大方固まっており、その方向に共感していました。デザイナーとしてする事は、最適なタイポグラフィの選択と、調整かと思っていましたが、ある日、自分が勤務している会社に誰も使っていない古い書体見本帳が目に留まり、それを用い「使われなくなったものを編集し直し、蘇らせる」という共通するストーリーをつくろうと考えました。(角田さん)

 

作品:「ひねもす⼤学」

受賞者:角田正之さん(卒業生)
ロゴとグラフィックツール(名刺・ステッカー・消しゴム)のデザイン

コンセプト:
主に小中高生を対象とした個人塾のロゴとグラフィックツールのデザイン。ひねもす(一日中)、大学(大きく学ぶ)という意味で、社会で活躍しているクリエイター等を招き、ワークショップやトークイベントなども行っています。代表の思いや、考えをお聞きし、ロゴのモチーフを「消しゴム」にしました。世にある学習塾ロゴで多く見かける「ペン」と反対のモチーフにしようと。そしてこの消しゴムは、間違いを消すというだけでなく、今本当とされているものに疑いの目を向け、新しい解を生むための「余地」をつくります。(角田さん)

 

⻑岡造形⼤学学⻑賞

受賞者:五⼗嵐 祐太さん(卒業生)
作品:「橋本龍美展告知ツール」

コンセプト:
近代美術館で開催された企画展「橋本龍美展」のメインビジュアル、ポスター、フライヤー、チケット、Webバナーを制作。
独特の世界観で描く橋本龍美の作品は、観れば観るほど新しい発見があり、魅力的でユーモアのあふれる作品が多数。
そのユーモアや楽しさが伝わるデザインを心がけました。(五十嵐さん)

橋本龍美展告知ツール

橋本龍美展チケット
橋本龍美展チケット

※五十嵐さんは、昨年のNADCデザインアワード2022にてグランプリを受賞されました。
こちらの記事もぜひ覧ください。

※先日は『Creative Communication Awards ’23』で2部門受賞されました。

H部門、
GOODJOB賞

受賞者:関⾕ 恵理奈さん(卒業生・非常勤講師)
作品:「おいしいにいがたキーホルダー」

コンセプト:
「新潟県は何もない」と言われることが多い。上京しUターンした私は、新潟の良さを改めて感じている。温かい人々、豊かな自然、美味しい食べ物など…そこで、愛する新潟のアピールツールをつくりたいと思った。温かみが感じれるように、手書きで新潟の名産品を描いた。子供にはもちろん、観光で来県した方へのお土産にも。そして、県外で頑張っている帰省したあの子にも。言わずと知れた「メジャーシリーズ」、地元で愛される「マニアックシリーズ」の全40種類がある。全種類集めるとメッセージを読み取ることができ、各シリーズにキラキラのレアが2種類ずつある。全て説明書付きなので、子供の食育としても◎。(関谷さん)